育休中の生活リズム(新生児編)

育休中にどんな生活リズムで、生活に占める家事・育児の比率がどの程度であったについて書きます。

まずは新生児編(生後1ヶ月まで)です。

 

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2 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸、

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4 

5 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸

6 朝食作り、洗濯

7 朝食、洗濯続き

8 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸

9 買い物

10 掃除

11 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸

12 昼食作り

13 昼食

14 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸

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16 沐浴、夕食作り

17 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸

18 夕食

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20 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸

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23 授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸、就寝

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まず、2~3時間おきに授乳、オムツ替え、ほ乳瓶煮沸の三点セットがエンドレスで続きます。さらに、この三点セットに漏れなくげっぷをさせるのと、寝かしつけが加わります。

始めから完母であればげっぷをさせることは不要ですが、母乳は出産したからと自動的にドバドバと出るわけではなく、出すための努力(とにかく吸わせる)が必要で安定するまでに1~2月ほど妻の場合はかかりました。

 

よく授乳・ミルクは2~3時間おきにと言いますが、この2~3時間おきの間でパパママが一息付ける時間はよくて1時間、だいたいは30分、うんち漏れや吐き戻しが発生すればマイナスです。トラブルは頻繁しますのでマイナスなことも珍しくありません。

 

もしパパが育休を取得せず、ママが里帰りもしない場合には、ママは自分のご飯を作って食べる時間すら十分にないと思います。

まして、炊事、洗濯、掃除などできるわけがありません。

 

我が家の場合、妻は専ら授乳担当であとはからだを休めることを仕事としていました。

それは「産後のママのからだは交通事故にあったのと同じ状態です」と退院するときに助産師さんに言われたからです。

出産後1ヶ月は産褥期といいますが、とにかくからだを休めて出産によるダメージを回復させることがママの仕事です。

 

この時期にパパが、ママに向かって子どもを産んでからゴロゴロしてばっかで家事もやらずに怠けているなんて言う、または、そんな空気を漂わせようものなら一生恨まれても一切の弁解は許されないものと覚悟してください。

 

新生児期はとにかく子どもが生活の全てで、残りのタスクは隙間時間で処理していました。

せっかく育休を取得するのだからキャリアアップのために勉強しようと考えている上昇志向素晴らしいパパもまずは育児・家事を最優先してもらって、それでも時間があればというスタンスでいていただければと思います。

 

これから妊活、出産を控えているプレママは、パパが最低限の家事をできるように育てておくと後々ご自身のからだが楽になりますので、面倒かもしれませんがいまのうちに取り組んでおかれることをおすすめします。

 

新生児期の1ヶ月間は毎日、毎日エンドレスな授乳、オムツ替えetc、そして、子どももとにかく泣きます。

深夜の寝かしつけで2時間以上も泣き続けられるとこっちが泣きたくなりますし、眠たいしで、正常な判断能力はなくなります。

そのために一歩間違えれば虐待の危険性は誰にだって、どの家庭にだって起こりえます。ニュースで新生児の虐待死がよく取り上げられていますが、一歩間違ってしまえば特別なことではない危険性をパパママで共有しておくだけでもリスクは軽減されると思います。

 

新生児期の育児の大変さばかりを書いてしまいましたが、子どもの寝顔、笑顔をみたら上で書いた苦労は全て吹き飛びますので安心してください。

やっぱり我が子ほど可愛いものはこの世にないことを実感できる瞬間もたくさんありますので。